法人成りのサポート

～お客様の法人成りのサポートをしています～

個人事業主でお仕事をされていると、法人化を悩まれる方、とても多いと思います。

今、実際に個人事業主の関与先様が法人成りするかどうかの判断サポートから法人設立に向けて動き始めたので、流れを簡単に。

皆さんが法人設立をする目的は、主に２つあります。

１・節税対策のため
２・社会的信用のため

どちらか一方の為の場合もありますし、
両方の為に株式会社を作られる方もおみえになります。

法人成りのメリットは主に上の二つですが、もちろんデメリットもあります。
お客様には両方ご説明させて頂き、その上でご判断頂きます。
一般論はもちろん、お客様に合わせたメリットを説明します。

節税になるといっても実際どのくらい税負担が少なくなるのかは人それぞれです。
ヒアリングをして、出来るだけ具体的な数字で提示することにしています。

法人化をすることに決めたら、ご要望があれば懇意にしている司法書士の先生にお繋ぎしています。
法人登記（会社を法人として法的に登録すること）業務の代理は司法書士の先生しか出来ないお仕事だからです。

法人成りに必要な費用は、設立登記に必ず必要な税金20万円と、司法書士の先生に支払う報酬です。
司法書士の先生によりますが、合わせて30万円弱くらいでしょうか。

後は資本金としていくらか用意することになります。
こちらは「個人のお金を自分の会社に出資する」だけですので、決してなくなるお金ではありませんが、
現金として用意する必要がありますので準備が必要です。
昔と違って、今は資本金１円から会社を設立することが出来ますので、多額の資金を用意する必要がなくなりました。
ですので、法人成りのハードルもとても下がっているように感じます。

設立を決めて司法書士の先生に必要事項をお伝えしたら、
2週間もあれば株式会社の完成です。
個人事業主は暦年を会計期間とする事が決められていますが、
会社の会計期間(事業年度)は好きな時期に決めることが出来ます。
一般的に多いのは、12月決算や3月決算の会社ですが、特にルールはありませんので、皆さん思い入れのある月を決算月にしたりしているように思います。

設立後は、税務署など各所に届出を出す必要があります。
こちらはまた私が代理できるものはさせて頂いて、
その他はTO DO　LISTを作成しお渡しします。
お客様が円滑に個人事業主から株式会社へ移行できるようにサポートさせて頂きます。

また、個人事業主の時にはなかった手続きが増えることもありますので、こちらもその都度ご説明させて頂きます。

法人成りは大きな変化ですので、本当の意味で落ち着くには1年くらいかかるかもしれません。
最初の決算を迎えると少しホッとします。（私が）

以上が大まかな流れです。

法人成りを悩まれる方の多くは、法人成りについて詳しく知らない方が多いように思います。

１・法人成りの流れを知る
２・メリットとデメリットを知る
３・自分のメリットとデメリットを知る
４・法人化するか、するならばいつにするか決める

この順番に、少しずつ準備を進めてみてはどうでしょうか。

個人事業主の顧問先様で法人成りに興味があるとおっしゃる方とは、普段の打合せの際に少しずつ法人成りに関するご質問などをお伺いしています。
この順番の１、２の部分です。
いよいよ実際に具体的に知りたいとなったら、３をさせて頂いています。

「法人成りした方がいいと思いますか？」「いつしたら良いと思いますか？」よく受ける質問です。

節税対策だけ考えた場合に、まだ法人成りしなくて良いと判断できる時はその旨をお伝えしています。

でも先ほど述べたように法人成りのメリットは節税対策だけではありませんし、当然デメリットもあるので皆さんお悩みになります。

けれども結局、皆さん自身が「今だ！」というタイミングを必ずみつけてくるように思います。
悩んでいて一歩済みだせない時は、まだタイミングではないのだと思います。